多連装音源 G.I.M.I.C マザーボードについて -聞き専、音質-

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公式wikiでの説明がかなり分かりやすいのですが、それでも分からない、どれを選んだら良いか迷っている、という方のために

マザーボードは「使用用途」で検討するのがお奨めです、その次の項目として「音質」にこだわるのかどうかを検討します

まず、使用用途ですが、様々な使用用途をざっくり分けると「聞き専」でとどまるか「曲データ作成」まで発展するかです

もしあなたが「私には音楽センスは皆無なので作曲もしませんし、耳コピも無理です」という人であれば「聞き専」で良いと思いますが、少しでも「将来的には曲データを作るところまで考えたい」という人なのであれば「曲データ作成」まで検討した方が良いでしょう

聞き専が検討するマザーボード

基本的には、どれを選んでも問題ありません

Lite版-音質は3つの中で最も低いが聞き専には安さのアドバンテージがある

NEC PC-9821シリーズのうちでも98MULTI CanBeシリーズや86ボード廉価版(いらない子)と揶揄されたNEC PC-9801-118音源ボードで採用されたOPN3(YMF288M)がオンボードで付いており、FM3(+3)音、SSG3音、リズム6音のデータ(PMDでいうところの.mファイル、FMP4でいうところの.opiファイル)であれば演奏が可能ですが、OPNですので86音源用のADPCM機能を用いたデータなど(PMDでいうところの.m2の一部や.mzファイル、FMP4でいうところの.oviの一部や.oziファイル)は鳴らせません

CanBeシリーズや118ボードはNEC MS-DOS6.2過渡期、NEC MS-Windows3.1時代に登場したため、DOSでゲームを遊ぶ場合にはFM音源が必要だが、Windowsでは.wavファイルや.mp3ファイルを鳴らすためのWSSでPCM音源を必要としたために、FM音源部は一部機能を削減し、その代わりにPCM音源が搭載された背景があるためです

オンボードでFM音源が搭載されているので、GMC-SPC2モジュールを使用した際にもFM音源が鳴らせるという意味では良いアドバンテージですが、中途半端感は否めません、ADPCM部分が必要になる場合にはGMC-OPNAが必要です

FM音源部はあくまでもオンボードですので、マザーボード上のDACでアナログ信号に処理された後にヘッドフォン端子から音が出ます、GMC-OPT04を使用して光デジタル出力しようとしても音は出ません、キット・・・

音質に関しては最も低い音質とされていますが、それはオンボードのYMF288Mもしくは各モジュールからマザーボードへデータを送り、マザーボードで処理をして出音させるためで、GMC-OPT04を使用した場合には各モジュールから直接光デジタル信号を出力させることが出来るため、理論的にはLite版、Standard版、Professional版どれも音質は変わらないことになります

Standard版、Professional版-音質で選ぶならどちらかで

聞き専であれば、敢えてProfessional版を購入する意味合いは低いと思われます

聞き専にとってのStandard版とProfessional版との違いは音質ですが、GMC-OPT04を使用した場合には前述した通り、変化はありません、タブン・・・

管理者はGMC-MB2(Pro)にモジュールはGMC-OPM、GMC-OPNA、GMC-SPC2の3枚とオプションボードとしてGMC-OPT04の光アウトモジュールを所持していますがマザーボードのヘッドフォンアウト、ブレイクアウトケーブルでのラインアウト、ブレイクアウトケーブルでのヘッドフォンアウト、GMC-OPT04での光デジタル出力で比較してみると、音質的には光デジタル=ブレイクアウトケーブル・ラインアウト=ブレイクアウトケーブル・ヘッドフォンアウト>マザーボードヘッドフォンアウトという印象です

公式Wikiによれば、おそらくはこれにStandard版>Lite版と続くのだと思われますが、検証はしていません

光アウトとブレイクアウトはデジタル出力とアナログ出力なのだから音質が同じなわけないだろうとエンスージアズム的なことを言う方もいると思いますが、私はどちらもそれぞれの良さがあると思っています、よくいう味というヤツですね

要は音の解析性あるいは解像度が異なるというイメージですが、音の解像度と言ってもなかなか理解できない人も多いので視覚的に説明すると・・・

IMG_6766 IMG_6786 IMG_6793 IMG_6787

左から光デジタルアウト(GMC-OPT04が必要)、ブレイクアウトケーブル(Professional版のみ)、ヘッドフォン(Professional版>Standard版)、Lite版というイメージです、同じ朝顔の画像ですが・・・

一番左は元画像です、画像は鮮明で、花と葉、背景の区切りが鮮明でそれぞれの特徴がよく分かります、色もそのまんまを見ているようです

左から二番目は、元画像とほとんど変わりませんが少しくぐもった感じがして、拡大してみると、粗さが目立ちます

三番目は二番目の画像に少しノイズが乗った感じ

一番右は境界が不鮮明な感じ

しかし、これはまさに「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ<1903-1929>)なのであって、こだわりたい人がこだわればいいと思われます

おそらく実機的にはここまで大きな違いが出るものではないですが・・・実際に聞いて見ないと分からない、という場合もあるかもしれません、それを検証してみるのも面白いですよ

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About the author

I’m around 50, and I work as a medical practitioner in a town that’s a fair distance from central Tokyo. I love my job, but I love game music from the 80s and 90s just as much, if not more. I’m very busy with work and don’t have much time, so I like to play around with small all-in-one type synthesizers and collect them. In this blog, I will introduce small synthesizers and related things, game music, and sometimes console game hacks.