G.I.M.I.C Project, MIDI firmware その1-2;SPC2(SPC700) module *.brrとは?どうやって抽出するか〜そして発音へ

G.I.M.I.C MIDI firmware series1-2
前回までで*.brrを読み込む
というところまでは理解できましたが

私は*.brrについて全く知りません
SPC700のVSTであるC700では*.spcを
直接読み込むと波形の選択ができたので
あまり困った記憶がありません
何かの見落とし・・・?

いきなり知らない単語が出てきて
例によって絶望を感じています

さぁ、勉強だ

調べると*.brrはADPCMの形式のようで

いくつか調べたWebは
「改造ドンキーの館」
その中にBRRフォーマットの項目が
なるほど、良く分からん

あとはSFC Development Wiki
Bit Rate Reduction (BRR)の略のよう
なるほど、良く分からん

いくつかみていると
S.F.BlogというIT技術系のBlogを発見し
こちらのblog内に
スーファミ音源(SPC700)を探る(1)
というページが纏めてあったので
あ、これは・・・
なるほど、やっぱり良く分からん
記事内では「続ける」とあったが
SPC700の記事は見つからなかった

こういう困ったときはGitHubに限る
夜はPornHubに限る

gochaさんのGitHubページ
split700という*.spcから*.brrを抜き出す
アプリを発見したのでそれを試すことに

しかし、私Makeできないので
有志を探してみることに・・・するとSMW CENTRALで公開されてました
んー・・・あまり良くはないけど・・・
使ってみよう

意気揚々とダウンロードしたものの・・・
GUI app.じゃなくて
Command line app.か・・・
そりゃそうだよねぇ

どうやらoptionつけなければdropで
OKの様なので適当なのをdropしてみる

その曲に含まれている*.brrを自動的に
全て抽出してくれるというスグレモノ
えぇやんけ

ということで、抽出された*.brrを
gimicDispで読み込んでみましたが
・・・例によって鳴らない
もうなんというか、恒例というか・・・
はぁ・・・鳴らない、絶望

なんで鳴らないのばっかりなの?ww

読み込んだ後に設定などを変更したり
何をしても全然駄目
お手上げ状態です

ということで、*.smcもしくは*.spcから
*.brrを抽出するところに逆戻りです

ここで少々考察をしてみることに
G.I.M.I.Cで扱うファイル形式が独特
海外で扱われているファイル形式が独特
のどちらかであると

どちらがオリジナルとかそういうことは
この際もうどうでもよくて、手持ちの
機器でちゃんと鳴りさえすればOK

USB制御モードでのSPC2モジュールを
扱うことができるソフトは2種類のみで
黒羽製作所のspc playerである黒猫GMC
PicoPicoSE部のSPC700 VSTであるC700

特にC700の作者のosoumenさんは
確か今回のG.I.M.I.C MIDI化の中心人物
だったはず、と考え、ヒントが無いか
C700を確認してみることにしました

SPC700のVST C700
こやつは非常に簡単
っていうかVSTで充分なのでは?ww
いやいや実チップから音が鳴ってこそ、ですからね
そこは頑張りましょう

中心の波形が表示されている部分に
*.spcを放り込むだけで音が出ます
DAWなんてないよ、という方は・・・
無理やりVSTだけ起動させる方法がある
ようなのでそちらをお試しください

名前のついているところの左側
番号を上下させてSample波形を選択し
キーボードを叩いたり、Note onすると
任意の音を出力することができます

ん?Save Sampl…のボタンが・・・
ファイル名をつけて保存、と

割とすんなり*.brrをゲットできました
希望の波形毎にSave Sampl…
しないといけませんが
必要な波形はそれほど多くないはずなので
1個1個地道にやりましょう

これを再度gimicDispへ読み込み
でNote on!!
おぉお、鳴りました、鳴りましたよー
これこれ、この瞬間のためにやってます

うまくいきました
あとはEnvelopeの形を見ながら
発音させつつ

AR(Attack Rate)
DR(Decay Rate)
SR(Sustain Rate)
SL(Sustain Level)
RR(Release Rate)
を変更して「それっぽく」鳴るように
設定するだけです
Envelope(ADSR)については流石に
説明不要でいいですよね
ADSRがよく分からない、と言う方は
アナログシンセで勉強してください
流石にそこまでは面倒見きれません

もちろん、勘の良い方ならば
値をなんとなく動かして設定できると
思います

Sample Rateは65535まで上がりますが
実機でのSampling Rateは32000です
当時の雰囲気を出すには32kHzでの
再生が良いのではないか、と考え

当方の環境では
Sampling Rate 32000Hz
Root Key 64
と設定するとNote C1-4 で C2-5が発音
かつ3-4cent高いという感じでした

Root Keyは12毎に1Octave変わるので
Root Key 76に設定すれば
C1-4のNote onでC1-4が発音されました

俺/私/僕/朕はcentのズレも許せない!
どうしても正確発音させたい!!!
という場合はTuner繋げて確認しながら
C2-3あたりを数steps Note onして
Sample Rateを調整する方法もあります

Tunerを確認しながら
Sample Rateを調整して
びったり中心に合わせてみた

正直、これくらいのズレであれば
「ゆらぎ」として許容しても良いかと
思いますがいかがでしょうか

あるいはもっと良い方法があったら
DMで教えてくだされ

注意事項としては
一つのSample waveに対して
一つのプリセットをちゃんと設定する
和音は同じチャンネル内で発音させても
良いが、最大同時発音数が8音という
ルールを忘れてはならない
3和音なら3Ch.使用するということです

ここまでできれば曲くらいはつくれる
・・・かなぁ・・・センス無いからなぁ
ワシ・・・

2022/05/13更新
PPSE部のosoumenさんから
情報をいただいたので
こちらで補足説明をしております

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About the author

I’m around 50, and I work as a medical practitioner in a town that’s a fair distance from central Tokyo. I love my job, but I love game music from the 80s and 90s just as much, if not more. I’m very busy with work and don’t have much time, so I like to play around with small all-in-one type synthesizers and collect them. In this blog, I will introduce small synthesizers and related things, game music, and sometimes console game hacks.